ご利用者様インタビュー vol.1|ガイアカンパニーで変わった私の「働く」という選択

利用者事例|ガイアカンパニー

ガイアカンパニー 利用者事例

利用者一人ひとりの背景や悩みは異なります。それでも「ここなら自分にもできるかもしれない」と思える瞬間があり、少しずつ働く日常を取り戻していく方がいます。

「また働けるかもしれない」そう思えるまでに、長い時間がかかった方もいます。「自分に合う場所なんてない」と諦めかけていた方もいます。ガイアカンパニーには、さまざまな経緯・背景・障害を抱えながらも、今日も仕事に向かっている利用者がいます。

ここでは、実際の利用者の声をもとに構成した3つの事例をご紹介します。登場する名前はすべて仮名ですが、内容は実際の支援の場でよく見られるリアルな経緯をもとにしています。「自分に似た誰かの話がある」と感じていただければ幸いです。

どの事例にも共通しているのは、「最初からうまくできた人はいない」ということです。見学や体験利用を通じて少しずつ安心感を得ながら、自分に合う働き方を見つけていった過程があります。

事例1|うつ病と5年間のブランクを経て、週5日通えるようになるまで

Aさん(30代前半・女性)

精神障害(うつ病)

利用歴:約1年半

利用前の状況

Aさんが最後に仕事をしたのは、26歳のときでした。新卒で入社した会社でプレッシャーと長時間労働が重なり、入社2年目の秋にうつ病と診断されました。それから5年間、自宅療養を続けながら、「いつか働ける日が来るのだろうか」という不安と向き合う日々が続きました。

「体調は少しずつ回復してきていると感じていたんですが、いきなり一般の会社に就職するのはまだ怖くて。でも家にいるだけでは社会から取り残されているような気持ちになっていました。何かしたい、でもどこに行けばいいかわからない、という状態でずっと止まっていたんです」

転機は、担当の医師から「就労継続支援A型というサービスがあるよ」と教えてもらったことでした。最初はA型という名前すら知らず、「働く練習の場みたいなもの?」という程度の認識で、相談支援事業所に連絡しました。

ガイアカンパニーとの出会い

相談支援専門員と一緒に複数の事業所を見学したなかで、ガイアカンパニーに体験利用の申し込みをしました。

「正直、見学の日は手が震えるくらい緊張していました。でもスタッフさんが最初に『今日は緊張して当然なので、できる範囲でやってみてください』って言ってくれて。その一言でちょっと楽になったんです」

体験利用では、通販商品の梱包作業を担当しました。決まった手順に沿って商品を丁寧に箱に詰める作業は、余計なことを考えずに手を動かすことに集中できて、Aさんにとって意外なほど向いている仕事でした。

💬 利用者の声

「手を動かしていると、変に頭が働きすぎなくて。うつがひどいときって頭がグルグルするんですが、梱包している間は不思議と落ち着いていられたんです。これは続けられるかもしれない、って初めて思えた瞬間でした」

利用開始から現在まで

利用を始めた最初の2か月は、週3日・1日4時間からのスタートでした。体調が優れない日は遠慮なく休み、スタッフと定期的に面談しながら少しずつペースを上げていきました。

「焦らなくていいよ、って何度も言ってもらえたのが大きかったです。以前の職場では体調が悪くても休めない雰囲気があって、それがしんどかった。ガイアカンパニーでは、休んだことを責められたことがないし、体調のことを正直に話せる。それが安心感につながって、逆に無理しなくなったんだと思います」

利用開始から半年が経過したころ、週4日に増やしました。現在は週5日・1日5時間を安定して継続しています。梱包作業の担当範囲も広がり、後から入ってきた体験者に手順を教える場面も出てきました。

「まさか自分が人に教える側になるとは思っていなかったです(笑)。5年間家にいた私が、です。毎日ここに来ることが、今の私の日課になっています」

▶ 担当スタッフのコメント

Aさんは最初の体験利用のとき、作業中ずっと緊張されていたのが印象的でした。でも梱包の作業が始まると、少しずつ表情が和らいでいくのがわかって。この仕事が合っているんだな、と感じました。今では他の方に作業を教えてくれる存在になっています。焦らず、自分のペースで積み上げてきた結果だと思います。

事例2|発達障害の特性を「強み」として活かす働き方を見つけた

Bさん(20代後半・男性)

発達障害(ASD・ADHD)

利用歴:約10か月

利用前の状況

Bさんは大学在学中にASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠如多動症)の診断を受けました。卒業後に一般企業に就職しましたが、職場でのコミュニケーションや予期しない変化への対応が苦手で、入社1年も経たずに退職しました。

「仕事の内容自体が嫌いなわけじゃなかったんです。でも突然のスケジュール変更とか、暗黙のルールみたいなのが多くて。何度かミスをして、上司に怒られるうちに、もう職場に行くのが怖くなってしまいました」

退職後、家でパソコンを使った作業を続けながら「どこかに就職しなければ」というプレッシャーを感じていましたが、「また同じことが起きる」という不安が先に立って動けずにいました。相談支援事業所を通じて就労継続支援A型を知り、ガイアカンパニーへの見学に至りました。

ガイアカンパニーとの出会い

ガイアカンパニーの見学時に、Bさんが最も気にしていたのは「作業の手順が明確かどうか」でした。ASDの特性として、曖昧な指示や予測できない変化にストレスを感じやすいため、手順がはっきりしている仕事かどうかは非常に重要なポイントでした。

「見学したときに、作業の手順書がきちんと用意されていたんです。スタッフさんに『この手順書通りにやれば大丈夫ですか』って聞いたら、『基本はそうです、わからなかったら声をかけてください』って明確に答えてくれて。これなら自分でもやれるかもしれないと思いました」

体験利用では、PC作業(商品データの入力・画像の加工)と梱包作業の両方を体験しました。特にPC作業では、Bさんが持つ「細部へのこだわり」が強みとして機能しました。データの入力ミスがなく、画像の微妙なバランスの修正も丁寧に行えることをスタッフに評価されました。

💬 利用者の声

「『几帳面な仕事ができますね』って言われたのが、正直すごく嬉しかったです。一般の職場では『細かすぎる』『融通が利かない』と言われてきた部分が、ここでは評価される。同じ自分なのに、場所が変わるとこんなに違うんだと実感しました」

利用開始から現在まで

Bさんは利用開始当初から週4日・1日5時間で安定して通所しています。主な担当はPC作業で、商品リサーチ・データ入力・画像加工を中心に担当しています。こだわりを発揮して正確な作業をすることが評価され、担当範囲も少しずつ広がっています。

「ASDやADHDって、一般的には『できないことが多い』と思われがちですが、ここでは自分の得意なことをそのまま仕事に活かせています。細かいことを気にするのが当たり前になっている仕事なので、自分の特性が迷惑じゃなくなったというか。毎日作業に集中できる環境があることが、私には一番合っているんだと思います」

スタッフとの面談では、将来のことも少しずつ話しはじめています。「いつか一般就労に挑戦してみたい気持ちもある」と話しており、ガイアカンパニーでの経験を足場にして、次のステップを見据えはじめています。

▶ 担当スタッフのコメント

Bさんは本当に作業が丁寧で、データの入力精度が非常に高いです。ただ、最初のころは自分の特性についてとても気にされていました。少しずつ対話を重ねる中で、『自分の特性は弱みではなくて、環境次第で強みになる』という実感を持ってもらえてきたかなと思います。本人が笑顔で通ってきてくれることが、私たちにとっても嬉しいことです。

事例3|50代で精神障害の診断。「もう働けない」から「また働ける」へ

Cさん(50代前半・男性)

精神障害(双極性障害)

利用歴:約2年

利用前の状況

Cさんは長年にわたって会社員として働いてきました。営業職を20年以上続け、それなりの結果も出してきたというキャリアがあります。しかし48歳のとき、職場での極度のストレスが引き金となり、双極性障害(躁うつ病)の診断を受けました。

「最初は自分が精神疾患だなんて信じられなくて。仕事ができなくなるなんて思っていなかった。でも、気づいたら会社に行けなくなっていました。50歳になったころには、もう自分の人生の終わりみたいな気持ちになっていました」

退職後、療養を続けながら障害年金を受給していましたが、「このまま家にいるだけで残りの人生を終えるのか」という焦りと虚無感は消えませんでした。主治医から就労継続支援A型の存在を教えてもらい、「せめて話だけ聞いてみようか」という気持ちで窓口に相談しました。

ガイアカンパニーとの出会い

最初の見学では、「自分のような年齢でも大丈夫なのか」という不安を率直にスタッフに伝えました。

「50代でこういうサービスを使うのって、若い人ばかりの中に混ざることになるのかと思っていたんです。でも実際に見学してみたら、いろんな年齢の方がいて。スタッフさんも『年齢で仕事の向き不向きは決まりません』と言ってくれた。それで少し気持ちが楽になりました」

体験利用では配送業務と梱包作業を体験しました。20年以上の社会人経験を持つCさんにとって、作業の基本的な手順や報告・連絡の流れは自然に身についており、スタッフからは「丁寧で安定感がある」と評価されました。

💬 利用者の声

「正直、若いころの自分と比べると体力は落ちているし、気分の波もある。でも長年の経験で培った『丁寧にやる』『締め切りを守る』『わからなかったら確認する』という習慣は、ここでも活きるんだと気づきました」

利用開始から現在まで

Cさんの利用開始当初は、双極性障害の特性上、気分の波が大きい時期がありました。調子が良い日は積極的に動ける一方、波が下がると通所も難しくなる、という状態が続きました。

「最初の半年は正直しんどかったです。通えない日が続くと、また自己嫌悪になる。でもスタッフさんが『波があるのは仕方ない、来られるときに来ればいい』ってずっと言ってくれたんです。責められなかったことで、また来よう、という気持ちが続きました」

1年が経過するころから、波の乱れが以前より小さくなってきました。主治医との連携もスタッフが間に入ってサポートしてくれたことで、薬の調整もうまく進みました。現在は週4日を安定して継続しており、配送業務のルートも定着しています。

「『また働いている』という事実が、自分の自信を少しずつ取り戻してくれています。20年以上働いてきた人間が、精神疾患になったらもう終わりだと思っていた。でも違った。形は変わっても、働き続けることはできる。そのことを、ここに来て初めて実感できました」

▶ 担当スタッフのコメント

Cさんは最初、ご自分に対してとても厳しい目を向けていました。以前の自分と比較して、できないことが増えたと感じておられたようです。でも長年の社会経験から培われた姿勢の丁寧さや周囲への気配りは、ここでも確かに伝わってきます。調子に波があることも含めて、今の状態でできることを一緒に考えながら支援しています。Cさんが毎朝来てくれることが、当たり前になってきたことが嬉しいです。

3つの事例から見えてくること

Aさん・Bさん・Cさん、それぞれが抱えていた状況も、ガイアカンパニーにたどり着いた経緯も異なります。しかし3人に共通しているのは、「ここでなら自分にもできる」という感覚を、体験利用や日々の積み重ねの中でつかんでいったという点です。

うつ病から回復途中の方も、発達障害の特性を抱えた方も、長いキャリアの後に障害を持った方も、就労継続支援A型は特定のタイプの人だけのものではありません。今の自分の状態に合った仕事・環境・ペースで働ける場所を見つけることが、長く続けるための最大の条件です。

ガイアカンパニーでは、利用者一人ひとりの状況・特性・目標に合わせたサポートを大切にしています。「自分のような人間が利用していいのか」と感じている方こそ、まず見学・体験利用に来てみてください。スタッフが丁寧にお話を聞きます。

  • 利用者が抱える不安や背景は一人ひとり異なる
  • 体験利用を通じて「自分にもできるかもしれない」という感覚を得る方が多い
  • 大切なのは、今の自分に合った仕事・環境・ペースを見つけること
  • 焦らず、自分のペースで積み上げていくことで働く日常を取り戻せる
  • 「自分にも合う場所があるかもしれない」と思えたら、それが最初の一歩です

見学・体験利用のお問い合わせ

「まず話だけ聞いてみたい」「見学だけでも大丈夫だろうか」「自分の状況でも利用できるか相談したい」——そんな段階でも問題ありません。見学や体験利用は、無理に利用を決めるためのものではなく、自分に合う環境かを確かめるための機会です。

ガイアカンパニーでは、利用を迷っている方のご相談にも丁寧に対応しています。今の状況や不安を整理するところから一緒に進めますので、まずはお気軽にご連絡ください。

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